ハラちゃんの知らない世界 26★SEARS Oakbrook Sportswear ファラオジャケット★Ralph Lauren 太畝コーデュロイパンツ★

こんにちは!タカシです。



先週のブログでチラッとお話させていただきましたが、




というのも、













私、ウイルス性胃腸炎にかかってしまいました、、、







風邪など約3年間ひいていなかった私、不覚です。(泣)







事の発端は、先週の金曜日の朝。




前日の木曜日までは何ともなかった自分の体調が、いくら寝ても寝ても体がだるく、朝から吐き気と腹痛が止まらない朝からはじまりました。







これはおかしいと思い、風邪か?と思い熱を測ったところ、









38.3度という自分史上の最高熱をたたき出しました。さすがにこれにはビックリしました。(笑)



(その日の夜には39度にまで上昇。。。)




お店に電話し、若さんに「腹痛と吐き気が止まらなくて熱を測ったらかなりの高熱だったので、本日お休みをいただけますでしょうか…」



と伝え、病院へ。




そこではじめて「ウイルス性胃腸炎」と診断されました。




そもそもウイルス性胃腸炎とは、ウイルスを原因として発症する胃腸炎のことを指し、環境中に存在するウイルスが手に付着したり食べ物に混入して、そのウイルスが体内に入ると発症する病気のようです。




おそらく2日前程に食べた何かしらについていたのでしょう…




「インフルエンザよりも辛い」と医者に言われ、その意味が帰宅してわかりました。




一向に腹痛が止まらない、普段食欲旺盛な私が、何一つ食欲もわかず何も口にできない、そして何も食べていないのに下痢が止まらない。




ずっと1日寝ているしかできない状況。



寝てるからこそ読書をしよう!と思っても腹痛で集中できずにまったく読めないままでした。





本当に、本当に辛かったです、地獄でした。。。




やっと最近は治ってきたので万全に復帰しております。







お店のスタッフはもちろん、入荷日初日にも休んでしまいお客様にも多大なるご迷惑をおかけしてしまいました。

誠に申し訳ございませんでした。







今は元気に店頭復帰してますので今後ともよろしくお願いします!!




気を取り直して、本日も商品紹介です!








1950~60年代に古い車をカスタムしてレースに興じる若者達の集まり「カークラブ」の反映と共に隆盛を極めた「カーコート」。



アイテム一点に深く存在するバックボーンにフォーカスを当てて紹介していきます。







60's SEARS Oakbrook Sportswear ファラオジャケット
¥9,900+TAX





そもそも「カーコート」の名前の由来は、当時の車のエアコンがほとんど普及していなかった事から車の中で着る防寒着だったことによります。






1962年、カリフォルニア北部の小さな地方都市。


若者たちの唯一の気晴らしはカスタム・カーをぶっ飛ばしてガールハントすること。


映画「アメリカングラフィティ」の中で、3人組の不良グループが登場します。



その名も「ファラオ団」



そのファラオ団が、映画の中で着用していた事から1970年代に「ファラオジャンパー」または「ファラオジャケット」と名付けられました。



悪い雰囲気満々でかっこいいですよね!







ブランドはアメリカ3大ストアブランドの1つのSears。



ヴィンテージ界隈の中でも人気なブランドですよね。






ロカビリーライクに今回は赤のシャツとグレーのスラックス、そしてハンチングでスタイリング!


ベージュカラーが映えます。







カーコートの特徴として、まずこの襟元。


リブ編みのショールカラーのデザイン。


主張性はさりげないのですが、他のジャケットにはないディテールなので


シンプルながらも独特の雰囲気を持って着用できます。






前述しましたが、カーコートは元々暖房なかった車に乗る際に防寒をするためにつくられました。


裏地がボアとキルティングの切り替えになっており、防寒性はしっかりしています。


切り替えがある理由は座ったときに蒸れないようにでしょうか。





とは言っても、やはり最近皆様が気になるのは春物。


こちら、通常のカーコートと比べて比較的薄手。


Tシャツやシャツなどのトップス一枚の上に着用すれば春先にも簡単に着用できます!






一般的に出てくるカーコートは、首のリブ部分や袖のリブが虫食いなどによりダメージがあるものが多くございますが、


こちらは少々ダメージがあるものの、リブの詰まりはしっかりとしております。


全体的に見ても状態が良く、まだまだしっかり着用できるコンディションです。







丈感が他のジャケットと比べると少々長めなのもまた特徴の一つ。


ですが、ジップが裾ギリギリまでついているということはありません。


車の椅子に座ったときに運転しやすい様にという配慮かと思います。







個人的には今回のようにジップを全開にして、細目~ストレートシルエットのパンツにタックインし、


長めの丈感を活かしてスタイリングをするのがオススメです!


「シンプルな男のジャケット」といわんばかりの迫力です、是非気になる方はお試しください!






先々週の金曜日から先日の水曜日まで、長めのお休みをいただいておりました。




60's SEARS Oakbrook Sportswear ファラオジャケット
¥15,900+TAX








またこちら、ブラックも!




ベージュとは違う箇所もいくつかございます。








裏のライナーはボアのみ。



ベージュのキルティングのついているほうが、蒸れが改善されてついたディテールで後から作られたのではないかと予測しています。






シェル素材には「KORATRON」という米国特許素材を使用。


光沢を出す為のポリエステルと独特の染料を使用したコットンの配合率によって高級感が出るということで、


当時のアメリカでは話題沸騰だったようです。






首元とジップエンド付近にはボタンが。


より防風性を高めるためのディテールでしょうか。






ブランド、袖と襟のリブ、着丈、シルエットはベージュと同様。


同じアイテムでも違うディテールは満載です。





50、60年代において「ブラック」という色はかなり人気の色。


同じ年代のボーリングシャツやオープンカラーシャツでも、ブラックは中々出てきません。


現代において誰しもが着用したことのある定番の色ですが、当時の時代背景があるからこそカッコよく見えるブラック。


ブラックのほうがプライスが上の一番の理由も、この魅力あふれるブラックカラーにあります。







ブラックを使用したスタイリングは、春らしいイエローのコーデュロイパンツとストライプシャツを合わせて色味をミックス!


当時はデニムやスキニーなど、ロカビリーな雰囲気が満載のコーディネートが主流ですが、


今だからこそできるミックススタイルが好きな私。セカンドのアイテムと一緒に組んでみました。







90's Ralph Lauren 太畝コーデュロイパンツ W35
¥5,900+TAX





発色の良いイエローコーデュロイは、私自身大好きなラルフローレン。


存在感、雰囲気があふれるアイテムは色物と合わせると◎








いかがでしたでしょうか?


私自身、50年代のカルチャーをまったく知らなかった身なので、今回のブログは調べることが多い分、とても勉強になりました。


これからも自分の世界観を伝えるブログはもちろんですが、


まったく知らなかったジャンルにも手を出してみようかなと思っております。



まさしく、「ハラちゃんの知らない世界」です。(笑)






それでは本日は以上です!



最後までご覧いただき誠にありがとうございました。