よしなりの It's Now or Never 106 ★1900's~ Costume Pants★

















あっという間にもう6月。初夏の陽気、夏はもうすぐそこ。


兎にも角にも、冬派です。吉成です。こんにちは。








定番のいつものあいさつも憂鬱な夏への思いが先走りしています。。



今年の夏も息をひそめてやり過ごします。。













そんな話はさておき、


買付入荷よりどんどん軽やかな店内へとアップデートしておりますが、




個人的ヒットアイテム、スーパースペシャル、少しだけご紹介を。



















今回の買付にて、ときめきと動揺、そして頭を悩まされたこちら。



ジョッパーズパンツのような佇まい、異質な生地の組み合わせ、



1900年代頃のコスチュームとしてつくられたパンツになります。













ホワイトの部分は薄手のコットン生地。下部はフィッシングなどで当時用いられていたようなネットが縫いつけられています。


現地のディーラーからも、漁師や狩人のコスチュームだったのではないかと説明を受けました。納得です。



ひざから下は水に入ってもいいようにと配慮されたデザインなのだと思います。

(コスチュームなので実際は起こりえないとは思いますが)










古いネットが故の縄の太さ、膝から下は全て切り替わっている為


パンツとは思えない重量感。



レザージャケットほどの重さがあります(笑)




買付時も初見のパンチ力に加え、想像以上の重さに思わず笑ってしまいました。












そしてやや薄っすらと残る銀の塗装。


恐らく全体に薄く塗られていたと推測されますが、鉄のように見せたかったのでしょうか。





















生地・デザイン性に加え、やはり時代が伺える細部の作り。


ドーナツの打ち込みボタンにシンチバック、ハンドで付けられたレザーのベルト。



最高です。。。






個人的にも50年代以前のコットンは滑らかで、肌触りもとても好きなのですが、

糸の細かさ・薄さが故に耐久性に欠けてしまうのが難点だと思っていました。





このパンツは今後ひざから下が分離すると思います。






ただ、それを払拭するほどに魅力的でもあると思います。









破れたら直し、取れたら縫い付け、コットンに遠慮することなく、

思いっきり楽しみながら履いていただきたい代物です。













そしてこのブログを書いている最中、SOLDとなりました。



いつもありがとうございます。












王道から外れた、感覚に訴えるような古着を今後も探していきたいと再認識させられた1本でした。





そしてやっぱり私はヴィンテージがいつまでも好きみたいですね。











まだまだご紹介したい商品はたくさんあるのですが、本日はここまでとさせていただきます。




店舗の方でも色々と追加しておりますので、是非お楽しみに。


















それでは、本日は以上となります。



最後までご覧いただきまして誠にありがとうございます。