ハラちゃんの知らない世界52★MONK★RRLレインマンジャケット★
こんにちは!嵩史です。
先日の村上さんのブログと重なりますが、
FEEET新店プレオープン、レセプション、グランドオープン日にお越しいただきました皆様、誠にありがとうございました。
いつも来て下さるお客様はもちろん、近隣の古着屋スタッフの皆様も来てくださり、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。
商品も普段見ることのできないようなアイテムの数々、私自身も少々緊張を持ちながら見ておりますが、自分の新境地開拓もできそうです。
先日は内装の紹介、、、
ということで私からは2点、新店商品のご紹介をしたいと思います!
ヴィンテージだけではなく、数ある古着の中でも洗練されたアイテム達。
まだまだ未熟な私も勉強しながらのご紹介となりますが、どうぞお付き合いくださいませ。
今回のメインはジャケット。
Ralph Lauren RRL ストライプ柄 "RAILMAN'S JACKET" 機関車ボタン
¥35,900+TAX
アメリカが誇るファッションブランド、ラルフローレン。
アパレルはもちろん、ジュエリー、香水、その他雑貨にも手を付けている
アメトラの代表的存在です。
ラルフ本人は、元々古着が大好きで、それはラルフローレンの様々な商品に反映されております。
ミリタリーの名作品はもちろん、ヴィンテージワークウェアやスケーターアイテムなど、アメリカ古着をサンプリングして作っているものが多数ございます。
中にはかなりマニアックなものまでサンプリングしており、オリジナルと同等に人気を持つアイテムも。
そんなラルフが1993年に登場させた、ヴィンテージ感を追求したライン、RRL(ダブルアールエル)。
ヨーロッパにてヴィンテージリーバイスを購入しようと思っていましたが、既に日本人バイヤーによって買い占められておりました。
残念に思ったラルフは、「それならば自分自身でヴィンテージスタイルを作ろう」と決意し、RRLラインをスタートさせます。
そのコンセプト通り、当初はヴィンテージスタイルの追及をしていき、1994年には日本にも上陸し、ファンを獲得して大流行します。
こだわりの持つ紳士用ウェアとして制作を行っていたのですが、その後のアメリカ、日本ではオーバーサイズのストリートファッションとして着用されておりました。
ラルフ自身が望んでいたブランドイメージとは異なり、1998年秋より生産中止。ですが、ヨーロッパと日本の強い要望に応え、2001年に復活を果たします。
今回ご紹介するのは、RRLでも名作との呼び声が高い、レイルマンズジャケット。
名前の通り、車両整備をする鉄道員が着用するジャケットであり、フランスヴィンテージの中でもサンプリングするブランドが多い人気なアイテムです。
タグにもしっかりと「RAILMAN'S JKT」と表記もございます。
RRLのICON FALLシリーズのプロダクトの一つで、タグも通常のタグとはまったく違う雰囲気を持ちます。
毎年素材やシルエットなどの変更を施して、伝統のあるアイテムディテールはそのままにして展開する名作シリーズです。
杢ストライプ地×ビンテージ加工と雰囲気抜群。
頑丈なコットン生地が秋の軽アウターとしての活躍の場を広げてくれます。
機関車ボタンのチェンジ仕様。
通な方はお持ちのヴィンテージチェンジボタンに変えても面白いかと思います。
胸のポケットが左右非対称になっており、通称「ガチャポケ(ガチャガチャに付いてるポケット)」。
20、30年代のワークウェアに多く存在しますが、ここもラルフは見逃しません。
カフスにも3つのボタンが付属しております。
若干袖が長めのため、私は1,2回ほど折り曲げて着用しております。
ワークウェアの中でも裾がこのようにカーブしていると古い年代物の特徴、サンプリング面では引きを取ることのないラルフだからこそのこだわりも。
RRLはヴィンテージラバーの皆様もお好きな方は多いのではないでしょうか。
これから二階商品に触れてみたい!という方も、ぜひ一度お試しくださいませ。
インナーのTシャツもご紹介いたします。
90's Thelonious Sphere Monk USA製 Jazz T-shirt
¥15,900+TAX
セロニアス・スフィア・モンク(Thelonious Sphere Monk)、通称モンク。
ジャズピアニストを語る上では欠かせない存在の一人です。
40年代初頭より、ジャズピアニストとしての活動を始めており、数々の名作楽曲、スタンダードナンバーを残したジャズ界の巨匠の一人です。
音楽性について追及するとキリがなくなってしまうので割愛させていただきますが、
特徴的なのは、確信に満ちた圧の強いタッチ、ねじれた和声、不協和音、、、
ジャズ界の異端児と呼ばれる、モンクの作る音と楽曲は、白人ジャズとはまったく違った構築、黒人のモンクだからこその感性が含まれたピアノ演奏。
一際目立つ音楽性ですが、「これがジャズだ」と納得させられるのも、モンクの魅力でもあります。
そんな彼のTシャツ。90年代フルーツオブザルームのLサイズというナイスなボディ!
サイズ、コンディションは完璧です。
モンクのアルバム、「セロニアス・モンク・イン・イタリー」のジャケット写真から取ったと思われるプリント。
このアルバムは1961年の欧州ツアーのなかから、イタリア公演を収めたライブ盤アルバム。
独特の打楽器的奏法で聴衆の度肝を抜いた雰囲気が伝わってくる一枚です。
モンクの外見は黒のメガネ、サングラスが特徴的なのと、何種類もの帽子を愛用していたそうです。
多くのジャケット写真ではメガネもしくは帽子を着用しているのがほとんど。
当時のジャズシーンにおいて、ステージ上で帽子を被るのはマナー違反。白人ジャズマンは決して帽子を被っていませんでした。
しかしモンクは黒人。白人たちのジャズルールは無視し、アーティストとしての頑固たる意思表示の一つが、モンクにとっては帽子だったのでしょう。
その後もモンクはステージにおいても、白人に対するアンチテーゼの意味合いで帽子をかぶり続けます。
まだまだ自分自身はジャズについては浅はかですが、はじめて聞いたジャズがこのmonkでした。
ポストハードコアやメタルコア、ラウドミュージックを好む自分にとっては、聞いたときにかなりの衝撃を受けました。(笑)
こんなにも落ち着き、かっこいい音楽性がジャズにはあるのか!と。
ブログを書いているうちに知りたいことが沢山でてきたので、今後も追及していきたいと思います。
洗練されたスタイルを模索している中、新店オープンと同時にビビッときた二着のご紹介でした!
この他にも魅力的な商品が数多くございますので、店頭、webSHOPとぜひご覧くださいませ。
本日は以上です、最後までご覧いただきまして誠にありがとうございました。
先日の村上さんのブログと重なりますが、
FEEET新店プレオープン、レセプション、グランドオープン日にお越しいただきました皆様、誠にありがとうございました。
いつも来て下さるお客様はもちろん、近隣の古着屋スタッフの皆様も来てくださり、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。
商品も普段見ることのできないようなアイテムの数々、私自身も少々緊張を持ちながら見ておりますが、自分の新境地開拓もできそうです。
先日は内装の紹介、、、
ということで私からは2点、新店商品のご紹介をしたいと思います!
ヴィンテージだけではなく、数ある古着の中でも洗練されたアイテム達。
まだまだ未熟な私も勉強しながらのご紹介となりますが、どうぞお付き合いくださいませ。
今回のメインはジャケット。
Ralph Lauren RRL ストライプ柄 "RAILMAN'S JACKET" 機関車ボタン
¥35,900+TAX
アメリカが誇るファッションブランド、ラルフローレン。
アパレルはもちろん、ジュエリー、香水、その他雑貨にも手を付けている
アメトラの代表的存在です。
ラルフ本人は、元々古着が大好きで、それはラルフローレンの様々な商品に反映されております。
ミリタリーの名作品はもちろん、ヴィンテージワークウェアやスケーターアイテムなど、アメリカ古着をサンプリングして作っているものが多数ございます。
中にはかなりマニアックなものまでサンプリングしており、オリジナルと同等に人気を持つアイテムも。
そんなラルフが1993年に登場させた、ヴィンテージ感を追求したライン、RRL(ダブルアールエル)。
ヨーロッパにてヴィンテージリーバイスを購入しようと思っていましたが、既に日本人バイヤーによって買い占められておりました。
残念に思ったラルフは、「それならば自分自身でヴィンテージスタイルを作ろう」と決意し、RRLラインをスタートさせます。
そのコンセプト通り、当初はヴィンテージスタイルの追及をしていき、1994年には日本にも上陸し、ファンを獲得して大流行します。
こだわりの持つ紳士用ウェアとして制作を行っていたのですが、その後のアメリカ、日本ではオーバーサイズのストリートファッションとして着用されておりました。
ラルフ自身が望んでいたブランドイメージとは異なり、1998年秋より生産中止。ですが、ヨーロッパと日本の強い要望に応え、2001年に復活を果たします。
今回ご紹介するのは、RRLでも名作との呼び声が高い、レイルマンズジャケット。
名前の通り、車両整備をする鉄道員が着用するジャケットであり、フランスヴィンテージの中でもサンプリングするブランドが多い人気なアイテムです。
タグにもしっかりと「RAILMAN'S JKT」と表記もございます。
RRLのICON FALLシリーズのプロダクトの一つで、タグも通常のタグとはまったく違う雰囲気を持ちます。
毎年素材やシルエットなどの変更を施して、伝統のあるアイテムディテールはそのままにして展開する名作シリーズです。
杢ストライプ地×ビンテージ加工と雰囲気抜群。
頑丈なコットン生地が秋の軽アウターとしての活躍の場を広げてくれます。
機関車ボタンのチェンジ仕様。
通な方はお持ちのヴィンテージチェンジボタンに変えても面白いかと思います。
胸のポケットが左右非対称になっており、通称「ガチャポケ(ガチャガチャに付いてるポケット)」。
20、30年代のワークウェアに多く存在しますが、ここもラルフは見逃しません。
カフスにも3つのボタンが付属しております。
若干袖が長めのため、私は1,2回ほど折り曲げて着用しております。
ワークウェアの中でも裾がこのようにカーブしていると古い年代物の特徴、サンプリング面では引きを取ることのないラルフだからこそのこだわりも。
RRLはヴィンテージラバーの皆様もお好きな方は多いのではないでしょうか。
これから二階商品に触れてみたい!という方も、ぜひ一度お試しくださいませ。
インナーのTシャツもご紹介いたします。
90's Thelonious Sphere Monk USA製 Jazz T-shirt
¥15,900+TAX
セロニアス・スフィア・モンク(Thelonious Sphere Monk)、通称モンク。
ジャズピアニストを語る上では欠かせない存在の一人です。
40年代初頭より、ジャズピアニストとしての活動を始めており、数々の名作楽曲、スタンダードナンバーを残したジャズ界の巨匠の一人です。
音楽性について追及するとキリがなくなってしまうので割愛させていただきますが、
特徴的なのは、確信に満ちた圧の強いタッチ、ねじれた和声、不協和音、、、
ジャズ界の異端児と呼ばれる、モンクの作る音と楽曲は、白人ジャズとはまったく違った構築、黒人のモンクだからこその感性が含まれたピアノ演奏。
一際目立つ音楽性ですが、「これがジャズだ」と納得させられるのも、モンクの魅力でもあります。
そんな彼のTシャツ。90年代フルーツオブザルームのLサイズというナイスなボディ!
サイズ、コンディションは完璧です。
モンクのアルバム、「セロニアス・モンク・イン・イタリー」のジャケット写真から取ったと思われるプリント。
このアルバムは1961年の欧州ツアーのなかから、イタリア公演を収めたライブ盤アルバム。
独特の打楽器的奏法で聴衆の度肝を抜いた雰囲気が伝わってくる一枚です。
モンクの外見は黒のメガネ、サングラスが特徴的なのと、何種類もの帽子を愛用していたそうです。
多くのジャケット写真ではメガネもしくは帽子を着用しているのがほとんど。
当時のジャズシーンにおいて、ステージ上で帽子を被るのはマナー違反。白人ジャズマンは決して帽子を被っていませんでした。
しかしモンクは黒人。白人たちのジャズルールは無視し、アーティストとしての頑固たる意思表示の一つが、モンクにとっては帽子だったのでしょう。
その後もモンクはステージにおいても、白人に対するアンチテーゼの意味合いで帽子をかぶり続けます。
まだまだ自分自身はジャズについては浅はかですが、はじめて聞いたジャズがこのmonkでした。
ポストハードコアやメタルコア、ラウドミュージックを好む自分にとっては、聞いたときにかなりの衝撃を受けました。(笑)
こんなにも落ち着き、かっこいい音楽性がジャズにはあるのか!と。
ブログを書いているうちに知りたいことが沢山でてきたので、今後も追及していきたいと思います。
洗練されたスタイルを模索している中、新店オープンと同時にビビッときた二着のご紹介でした!
この他にも魅力的な商品が数多くございますので、店頭、webSHOPとぜひご覧くださいませ。
本日は以上です、最後までご覧いただきまして誠にありがとうございました。