店長スギの2019新年のご挨拶
皆様♪新年あけましておめでとうございます!!
スギです。
2019年も本日より始まりました!!
本日の初売りには多数のお客様のご来店誠にありがとうございます!
OPEN前よりスタンバイしてくださった方はもちろん今日のご来店に合わせてスケジュール調整をしてくださった方々、本当にありがとうございます。また県外からもWEB SHOPを通じて、お問い合わせを多数いただき、厚く御礼申し上げます。
さて、私は年末
一足早く、実家の広島に帰らせていただき、久しぶりの家族水入らずでゆっくりとさせていただきました。
また今年は、兄、妹夫婦の子供も一同に会したので、3家族で日本三景の一つ『宮島』にも行ってきました♪
そして、年越しは昨年から始めた
『新春たなくじ』で 運試し
ここぞとばかりに正月気分を満喫させていただきました♪
とまぁ、お正月話しをしゃべりだすときりがありませんので
このあたりで....
本年も切り替えて
初の商品紹介へと移らせていただきたいと思います!!
年末のブログでもご紹介させていただいたコチラ。
50's US.ARMY M-51 "W/BALLISTIC LINER" フィールドジャケット
¥78,000+TAX
パッと見は 市場でもよく目にする US.ARMY M-51 FIELD Jackt そのものです。
M-43→M-50、そしてM-65に続くフィールドJKの系統を繋ぐモデルで、主に朝鮮戦争からベトナム戦争にかけた15年間の製造期間
その中には
50sのポプリン(USMC)仕様
63年の1年間のみの製造のマチ無し胸ポケタイプ
緑色(AG-255)のアグレッサー部隊モデル
など、通常のM51よりも希少性の高いモデルが多数あるジャケットなのですが
こちらはどの資料、ネットなどでも私の知る限り
知り得ない一枚と思います。
その秘密は このライナーにあります。
明らかに通常のモデルと一線を画す 白のライナーが張られているのがわかります。
タグも残っており
見て読み取れる通り W/BALLISTIC LINER の表記の通り
白のライナーの正体は 高耐久度で知られる『バリステックナイロン』
アメリカの化学会社デュポン社によって60年代前後で軍事用に開発されたのが起源と言われています。
強度・防水性ともに非常いタフで、防弾ベストを覆う生地としても使用されます。
この史実をこのM-51JKに照らし合わせたとき
時は朝鮮戦争からベトナム戦争へ
アメリカ軍もその高耐久度を持つバリスティックの特性を活かしたサンプルの製作に動き出したのだと思います。
その中で生まれたこちらのテストサンプル
ライナーにバリステックも持ってくることにより、防弾というよりも防刃。
接近戦などを想定した使用目的と思われます。
結果、一般歩兵までの支給がなされなかったこと
WORK ORDERであることから
特殊部隊(グリーンベレー)への部隊発注程度ではないかと推測しています。
その後こういうものがベースとなり、後の防弾ベストやJKの基礎を築いていったのだと思います。
今一度、じっくり見てみると適当に外からサクッと張り付けたようなことは一切なく
JKを一から作る流れの中でバリスティックも工程に入れて作られたことがわかります。
ただ、このバリスティックがライナーとして、結果採用を見合わせられたのは
とにかく ゴツく 動きづらい
そして縫製等、製作が非常に困難
という理由もあったではないかと思います。
ただ当時からその素材に目を付け、看板商品にのし上げるブランドもあります。
ご存じ『TUMI』はその最たるブランドですね。
実は私もBRIEFINGのバリスティックBAGを使用しており、そのタフさは身をもって理解しています!
本日、店頭でも何名かのお客様にはご説明させていただいただいたのですが
ファスナーが閉まっていると なかなか伝わりづらい一枚でしたので、この機会にお話しさせていただき光栄でした。
さて、明日からも通常の営業時間ではなく
4日までは18時閉店となりますので、お間違えのないよう宜しくお願いします。
それでは、本年も皆様のお越し、スタッフ一同お待ちしております。