ハラちゃんの知らない世界 21★US.ARMY M-51★ Ralph Lauren USA製 テーラードジャケット★The Fox JCPenney カーディガン★Levi's 517 single フレアデニムパンツ★
こんにちは!嵩史です。
最近暖かくなることが多いですね。
2月4日は立春ということもあり、そろそろ春が近づいているのを実感します。
ですが、私の天敵がもうすぐやってきます、、、
花粉です!!!!!
この生きてきた21年間、ずっと花粉症と一緒です。はやく別れたい。
毎月花粉症のような症状になるという重度具合。
花粉症の皆様からも支持の高い薬、アレグラ。
これ使っても何の効果もございません!
頼れるのは鼻をかむティッシュとマスクのみ。
ここまで重度だとまたほかの病気なのでしょうか。
どなたか良い対処法を教えてください…(笑)
気をとりなおして、本日も商品紹介です!
本日のテーマは、「モッズ」、「グランジ」のミックス。
古着ならではの歴史、カルチャー、音楽などのバックボーンにフォーカスを当てて
Feeet、2ndの商品を紹介していきたいと思います。
今回かなり長めの内容になっておりますが、
ぜひ最後までご覧くださると幸いです。(笑)
60's US.ARMY M-51 モッズコート
¥25,900+TAX
前々回のブログでは、M-65フィールドジャケットをご紹介致しました。
上画像、M-65フィールドジャケットの上に着用するのが、M-65フィールドパーカ。
Feeetにも何点かございます。古着好きの皆様はお馴染みですよね。
そして今回ご紹介するのは、そのM-65の前身となる、M-51フィールドパーカ。
「なぜ前回ジャケットを紹介したのにM-65のフィールドパーカは紹介しないんだ!」という方。
理由はまた後程。(笑)
M-51フィールドパーカーは第二次世界大戦後すぐに開発がはじまり、さまざまな改良を経て、1951年に軍で採用されます。
本体の素材は最初期(1951)が厚手のコットン・サテン。
濡れて重くなり、 乾き難い事から次年度会計(1952)より軽量薄手で撥水性の高いナイロン・オックスフォードに変更されます。
こちらはナイロン・オックスフォードですね。
M-51フィールドパーカーは年代により様々なバリエーションありますが、
後ろ見頃の先端が2つに割れていることから、M-51パーカにフィッシュテールパーカという別名を与えることになりました。
M-51パーカの裾のドローストリングを2つに割れた先端を一つに閉じるために使うことがありますが それは間違い。
正しい使用法は、パーカが温かい空気を密閉している状態を保つため、足の回りに巻きつくように、
前身頃の裾から出たひもを後ろ見頃から出たひもに結ぶようにします。
パーカを極寒の空の下で着用するにこれがは正しい方法のようです。
大き目なビッグサイズのシルエットは「M-51フィールドジャケット」の上からでも着れるように、と理由のあるディティール、デザインで作られています。
168cm57kgで膝上ほどの丈感。
身幅もざっくりしているため重ね着も自由自在!
元は中にライナーをつけるアイテムですが、こちらはライナー無し。
薄手な分、ライトな感覚で春も着用できます。
実際に着用していただくとわかる気軽な着やすさが個人的にも好きです。
M-51、M-65の大きな違いは、本体にフードが付いているかどうか。
(これが最も大きな、見やすい違いです。)
また、肩にエポレット(肩章、ショルダーループ)が付いているかどうかです。
フード、エポレットが付いていないものがM-65になります。
いくつかWebショップの紹介分から抜粋させていただきました。
そして、このM-51フィールドパーカを語る上でかかせないのが、
「モッズ」
(映画「さらば青春の光」より)
「モッズ(MODS)」とは、モダーンズ(MODERNS)の略称。
イギリス(UK)のロンドン、カーナビーストリートの低所得層者から生まれたサブカルチャーです。
当時の音楽や服装を主に、高所得層への反発から自己表現の一つとして生まれました。
細身の三つボタンスーツ、ボタンダウンシャツにナローネクタイを身に着け、
今回ご紹介するM-51を羽織るのがモッズファッションの基本。
ここからお馴染み、このM-51フィールドパーカが「モッズコート」と呼ばれるようになります。
軍から払い下げの安いM-51がアメリカからイギリスに渡り、スーツでバイクに乗るモッズたちの防寒着として、
この「モッズコート」が利用されていました。
先程の「なぜM-65のフィールドパーカは紹介しないんだ!」という疑問ですが、
厳密に言うと、基本的にモッズ達が着用していたのはM-51。
ネット上で検索するとM-65もモッズコートとして呼ばれていますが、
個人的にはM-51のほうがより当時の文化を知れる、モッズらしいスタイルを組めると判断し、こちらに至りました。
長々とご紹介させていただきましたが…
ぜひモッズに興味ある方は映画「さらば青春の光」をご覧になってみてください。
モッズについてより一層深く知る、見ることができるかと思います!
そして紹介だけをしても至りません!
やはり私自身、スタイリングで提案をするのが一番伝わりやすいかと思っております。
そのままのモッズにはならないように、スーツではなくジャケットをチョイス。
高級スーツを守るために着用されたモッズコートですが、今回はラルフのジャケットを守っていただきました。(笑)
90's Ralph Lauren USA製 テーラードジャケット
¥5,900+TAX
またしてもラルフです。
私のブログで紹介されなかったことの方が少ないのではないでしょうか。(笑)
それだけ愛溢れてます。
カチッとしすぎないレーヨンとリネンの混合素材。
薄手な素材はやはりこれからの時期に使いやすいですよね。
よく見ると、ヘリンボーンとチェックが混ざっております。
ポケットのフラップが無いのが、カジュアルに落とし込みやすいディティールの一つです。
ラペル(襟の幅)は太め。モッズスタイルは細めのラペルのジャケットが多いですが、ここでそのままにならないように。
ベージュは様々な色に対して良く合うという特徴が個人的にあるかと思います。
今回のようにカーキのコートを上に着用しても濃淡のバランス感が取れて◎
168cm57kgの私で若干丈と袖が長め。
大きすぎても着にくいのですが、ゆるく崩す程度で着たいという方はオススメのサイズです。
カチッとする雰囲気のものが多いジャケット。
着崩しやすい色味とシルエットのものが一着あれば、幅も広がるので是非挑戦してみてはいかがでしょうか。
ここまではモッズについて多く綴っていただきましたが、
ここからは「グランジ」
トータルでコーディネートしたときにモッズと良い具合にマッチしたので、
どうせならどちらも紹介しちゃえと思い切りました。(笑)
ミックススタイル、是非ご覧ください。
ジャケットのインナーに使用したのは、グランジを代表するバンドのボーカルが着用していたアイテム!
80's The Fox JCPenney カーディガン M
¥4,900+TAX
アメリカの大手小売企業、百貨店のJCPenney。
アメリカの代表アパレルストアであり、現在でもヴィンテージ好きの心をつかみ続ける老舗ブランドです。
歴史も古くPAYDAYやBIGMAC等のブランドも手掛け幅広く展開し人気を博します。
そんなJCPenneyの中でも人気のプライベートブランド「Fox」
ブランド名のとおり、フォックス(狐)がトレードマークになっています。
ワンポイントの動物の刺繍ですとラコステやクロコダイルなどを思い浮かべますよね。
80's "怪獣" ワンポイントニットカーディガン
¥4,900+TAX
実は、JCPenneyにならってワンポイントのアニマル刺繍のアイテムが他のストアブランドでも出ていました。
Searsのものも一つです、現在一着だけ2ndにございます。
そのFoxのカーディガンを着て世間を話題にさせたのが、
グランジバンドの代表格、NIRVANAのボーカル、カート・コバーン。
カートが実際に着用していたのはネイビー。他のカラーと比べると市場価値が高いようです。
今回ご紹介するのはイエロー。
春らしさ満点、かつ今年注目されている色でもあります。
グランジといえばモヘアですが、アクリルニットの気軽に羽織れる質感も◎
ビタミンカラーのようなイエローに狐が映えますね。
リブが少々長めになっております。
折り返してジャストで着こなしても、伸ばしてゆるく着こなしても良い感じです!
ここで少々小話を。
グランジムーヴメントやカート、NIRVANAのお話をさせていただくと書いている途中に日が暮れてしまいます(笑)
今回はあくまで「グランジファッション」について簡単に。
1990年代前半に流行したグランジ・ロックから派生したファッションをグランジファッションと呼び、
もともとグランジー(grungy:汚い)という俗語が語源で、アメリカのファッション誌が命名しました。
ネルシャツ、カーディガン、汚れたデニム、スニーカーなどが代表的アイテムです。
NIRVANAのカートは27歳の若さで亡くなるまで、世界中のファンから絶大な人気を集めていました。
これらのアイテムを流行させた人物も彼です。
1993年、アメリカのブランド、ペリーエリスがグランジファッションの要素を取り入れたコレクションを発表しています。
ここがさらに火付け役となったのでしょう。
一部ファンからは「斬新すぎて受け入れられない」と大批判を受けていた様で、当時デザイナーだったマークジェイコブスは解雇に。
ちなみに、ハイファッションにおいてのグランジの先駆けはマルジェラです。
それから影響を受けたサンローラン、ラッドミュージシャン…
ここを話すとアーカイブ好きの私の火がついてキリがなくなってしまうのでこのへんで!(笑)
最後に、使用したデニムもグランジらしいシルエットのものを。
70's Levi's 517 single フレアデニムパンツ W29
¥19,900+TAX
お馴染みLevi'sのフレアデニム、517。
66モデルと呼ばれるヴィンテージLevi'sの最後のモデルです。
66の中でもこちらは前期、バックポケット入り口裏のステッチがシングルならば66前期です。
グランジファッションではズタボロ、スカスカのものが所謂グランジデニムと呼ばれていますが、
今回は前面のダメージの少ないものをチョイス。
ボロももちろん良いのですが、ミックススタイルですとダメージの少ないデニムのほうが少々スマートに着こなせるかと思います。
丈が168㎝の私で丁度裾が擦れるか擦れないかギリギリのライン!
フレアを履くときはこのくらいの丈がベストです。
私もフレアパンツを持っているのですが、革靴を履いて地面ギリギリの丈感がGoodです。
かなり足長効果もございます、ウエストが28インチですので女性の方もしくは細身の男性にオススメいたします。
そしてこの裾、ここだけはまさしくグランジ感。
さりげないダメージでボロスタイルのみならず普段も着用しやすいです。
フレアパンツと言えば70sのヒッピーな感じもまた表現されますよね。
夏はタイト目のTシャツにこちらのデニムで過ごしたいものです。
本来ではモデル名、各ディティールを詳しく書き綴りたいのですが、
今回はスタイル中心の紹介なので、またお時間があるときにご紹介できたらと思います!
古着は一つ一つの服に歴史やカルチャーが練り込まれているのが面白い要素の一つですよね。
そこを調べて当時のファッションを知る、時代背景も勉強になり、スタイリングがまた楽しくなることは間違いありません。
慣れてくればカルチャーのミックスもとても面白いので、是非挑戦してみてはいかがでしょうか?
いかがでしたでしょうか?
毎度のように、私自身の勉強の為、事細かに一から書かせていただきました。
(もちろん自分なりにまとめてはおりますが…)
ヴィンテージラバーの皆様、カルチャーを存分に知っている皆様。
引き続き温かい目で見守って下さると幸いです。(笑)
逆に言うと、知らなかった世界を広げる、私のブログ。
このブログを読んで、少しでも紹介したものについて興味を持ってくれる人が増えるといいな!という想いも同時にございます。
まだまだ浅はかではございますが、どうぞ今後もよろしくお願いします!
それでは本日は以上です。
長くなりましたが、最後までご覧いただき誠にありがとうございました!
最近暖かくなることが多いですね。
2月4日は立春ということもあり、そろそろ春が近づいているのを実感します。
ですが、私の天敵がもうすぐやってきます、、、
花粉です!!!!!
この生きてきた21年間、ずっと花粉症と一緒です。はやく別れたい。
毎月花粉症のような症状になるという重度具合。
花粉症の皆様からも支持の高い薬、アレグラ。
これ使っても何の効果もございません!
頼れるのは鼻をかむティッシュとマスクのみ。
ここまで重度だとまたほかの病気なのでしょうか。
どなたか良い対処法を教えてください…(笑)
気をとりなおして、本日も商品紹介です!
本日のテーマは、「モッズ」、「グランジ」のミックス。
古着ならではの歴史、カルチャー、音楽などのバックボーンにフォーカスを当てて
Feeet、2ndの商品を紹介していきたいと思います。
今回かなり長めの内容になっておりますが、
ぜひ最後までご覧くださると幸いです。(笑)
60's US.ARMY M-51 モッズコート
¥25,900+TAX
前々回のブログでは、M-65フィールドジャケットをご紹介致しました。
上画像、M-65フィールドジャケットの上に着用するのが、M-65フィールドパーカ。
Feeetにも何点かございます。古着好きの皆様はお馴染みですよね。
そして今回ご紹介するのは、そのM-65の前身となる、M-51フィールドパーカ。
「なぜ前回ジャケットを紹介したのにM-65のフィールドパーカは紹介しないんだ!」という方。
理由はまた後程。(笑)
M-51フィールドパーカーは第二次世界大戦後すぐに開発がはじまり、さまざまな改良を経て、1951年に軍で採用されます。
本体の素材は最初期(1951)が厚手のコットン・サテン。
濡れて重くなり、 乾き難い事から次年度会計(1952)より軽量薄手で撥水性の高いナイロン・オックスフォードに変更されます。
こちらはナイロン・オックスフォードですね。
M-51フィールドパーカーは年代により様々なバリエーションありますが、
後ろ見頃の先端が2つに割れていることから、M-51パーカにフィッシュテールパーカという別名を与えることになりました。
M-51パーカの裾のドローストリングを2つに割れた先端を一つに閉じるために使うことがありますが それは間違い。
正しい使用法は、パーカが温かい空気を密閉している状態を保つため、足の回りに巻きつくように、
前身頃の裾から出たひもを後ろ見頃から出たひもに結ぶようにします。
パーカを極寒の空の下で着用するにこれがは正しい方法のようです。
大き目なビッグサイズのシルエットは「M-51フィールドジャケット」の上からでも着れるように、と理由のあるディティール、デザインで作られています。
168cm57kgで膝上ほどの丈感。
身幅もざっくりしているため重ね着も自由自在!
元は中にライナーをつけるアイテムですが、こちらはライナー無し。
薄手な分、ライトな感覚で春も着用できます。
実際に着用していただくとわかる気軽な着やすさが個人的にも好きです。
M-51、M-65の大きな違いは、本体にフードが付いているかどうか。
(これが最も大きな、見やすい違いです。)
また、肩にエポレット(肩章、ショルダーループ)が付いているかどうかです。
フード、エポレットが付いていないものがM-65になります。
いくつかWebショップの紹介分から抜粋させていただきました。
そして、このM-51フィールドパーカを語る上でかかせないのが、
「モッズ」
(映画「さらば青春の光」より)
「モッズ(MODS)」とは、モダーンズ(MODERNS)の略称。
イギリス(UK)のロンドン、カーナビーストリートの低所得層者から生まれたサブカルチャーです。
当時の音楽や服装を主に、高所得層への反発から自己表現の一つとして生まれました。
細身の三つボタンスーツ、ボタンダウンシャツにナローネクタイを身に着け、
今回ご紹介するM-51を羽織るのがモッズファッションの基本。
ここからお馴染み、このM-51フィールドパーカが「モッズコート」と呼ばれるようになります。
軍から払い下げの安いM-51がアメリカからイギリスに渡り、スーツでバイクに乗るモッズたちの防寒着として、
この「モッズコート」が利用されていました。
先程の「なぜM-65のフィールドパーカは紹介しないんだ!」という疑問ですが、
厳密に言うと、基本的にモッズ達が着用していたのはM-51。
ネット上で検索するとM-65もモッズコートとして呼ばれていますが、
個人的にはM-51のほうがより当時の文化を知れる、モッズらしいスタイルを組めると判断し、こちらに至りました。
長々とご紹介させていただきましたが…
ぜひモッズに興味ある方は映画「さらば青春の光」をご覧になってみてください。
モッズについてより一層深く知る、見ることができるかと思います!
そして紹介だけをしても至りません!
やはり私自身、スタイリングで提案をするのが一番伝わりやすいかと思っております。
そのままのモッズにはならないように、スーツではなくジャケットをチョイス。
高級スーツを守るために着用されたモッズコートですが、今回はラルフのジャケットを守っていただきました。(笑)
90's Ralph Lauren USA製 テーラードジャケット
¥5,900+TAX
またしてもラルフです。
私のブログで紹介されなかったことの方が少ないのではないでしょうか。(笑)
それだけ愛溢れてます。
カチッとしすぎないレーヨンとリネンの混合素材。
薄手な素材はやはりこれからの時期に使いやすいですよね。
よく見ると、ヘリンボーンとチェックが混ざっております。
ポケットのフラップが無いのが、カジュアルに落とし込みやすいディティールの一つです。
ラペル(襟の幅)は太め。モッズスタイルは細めのラペルのジャケットが多いですが、ここでそのままにならないように。
ベージュは様々な色に対して良く合うという特徴が個人的にあるかと思います。
今回のようにカーキのコートを上に着用しても濃淡のバランス感が取れて◎
168cm57kgの私で若干丈と袖が長め。
大きすぎても着にくいのですが、ゆるく崩す程度で着たいという方はオススメのサイズです。
カチッとする雰囲気のものが多いジャケット。
着崩しやすい色味とシルエットのものが一着あれば、幅も広がるので是非挑戦してみてはいかがでしょうか。
ここまではモッズについて多く綴っていただきましたが、
ここからは「グランジ」
トータルでコーディネートしたときにモッズと良い具合にマッチしたので、
どうせならどちらも紹介しちゃえと思い切りました。(笑)
ミックススタイル、是非ご覧ください。
ジャケットのインナーに使用したのは、グランジを代表するバンドのボーカルが着用していたアイテム!
80's The Fox JCPenney カーディガン M
¥4,900+TAX
アメリカの大手小売企業、百貨店のJCPenney。
アメリカの代表アパレルストアであり、現在でもヴィンテージ好きの心をつかみ続ける老舗ブランドです。
歴史も古くPAYDAYやBIGMAC等のブランドも手掛け幅広く展開し人気を博します。
そんなJCPenneyの中でも人気のプライベートブランド「Fox」
ブランド名のとおり、フォックス(狐)がトレードマークになっています。
ワンポイントの動物の刺繍ですとラコステやクロコダイルなどを思い浮かべますよね。
80's "怪獣" ワンポイントニットカーディガン
¥4,900+TAX
実は、JCPenneyにならってワンポイントのアニマル刺繍のアイテムが他のストアブランドでも出ていました。
Searsのものも一つです、現在一着だけ2ndにございます。
そのFoxのカーディガンを着て世間を話題にさせたのが、
グランジバンドの代表格、NIRVANAのボーカル、カート・コバーン。
カートが実際に着用していたのはネイビー。他のカラーと比べると市場価値が高いようです。
今回ご紹介するのはイエロー。
春らしさ満点、かつ今年注目されている色でもあります。
グランジといえばモヘアですが、アクリルニットの気軽に羽織れる質感も◎
ビタミンカラーのようなイエローに狐が映えますね。
リブが少々長めになっております。
折り返してジャストで着こなしても、伸ばしてゆるく着こなしても良い感じです!
ここで少々小話を。
グランジムーヴメントやカート、NIRVANAのお話をさせていただくと書いている途中に日が暮れてしまいます(笑)
今回はあくまで「グランジファッション」について簡単に。
1990年代前半に流行したグランジ・ロックから派生したファッションをグランジファッションと呼び、
もともとグランジー(grungy:汚い)という俗語が語源で、アメリカのファッション誌が命名しました。
ネルシャツ、カーディガン、汚れたデニム、スニーカーなどが代表的アイテムです。
NIRVANAのカートは27歳の若さで亡くなるまで、世界中のファンから絶大な人気を集めていました。
これらのアイテムを流行させた人物も彼です。
1993年、アメリカのブランド、ペリーエリスがグランジファッションの要素を取り入れたコレクションを発表しています。
ここがさらに火付け役となったのでしょう。
一部ファンからは「斬新すぎて受け入れられない」と大批判を受けていた様で、当時デザイナーだったマークジェイコブスは解雇に。
ちなみに、ハイファッションにおいてのグランジの先駆けはマルジェラです。
それから影響を受けたサンローラン、ラッドミュージシャン…
ここを話すとアーカイブ好きの私の火がついてキリがなくなってしまうのでこのへんで!(笑)
最後に、使用したデニムもグランジらしいシルエットのものを。
70's Levi's 517 single フレアデニムパンツ W29
¥19,900+TAX
お馴染みLevi'sのフレアデニム、517。
66モデルと呼ばれるヴィンテージLevi'sの最後のモデルです。
66の中でもこちらは前期、バックポケット入り口裏のステッチがシングルならば66前期です。
グランジファッションではズタボロ、スカスカのものが所謂グランジデニムと呼ばれていますが、
今回は前面のダメージの少ないものをチョイス。
ボロももちろん良いのですが、ミックススタイルですとダメージの少ないデニムのほうが少々スマートに着こなせるかと思います。
丈が168㎝の私で丁度裾が擦れるか擦れないかギリギリのライン!
フレアを履くときはこのくらいの丈がベストです。
私もフレアパンツを持っているのですが、革靴を履いて地面ギリギリの丈感がGoodです。
かなり足長効果もございます、ウエストが28インチですので女性の方もしくは細身の男性にオススメいたします。
そしてこの裾、ここだけはまさしくグランジ感。
さりげないダメージでボロスタイルのみならず普段も着用しやすいです。
フレアパンツと言えば70sのヒッピーな感じもまた表現されますよね。
夏はタイト目のTシャツにこちらのデニムで過ごしたいものです。
本来ではモデル名、各ディティールを詳しく書き綴りたいのですが、
今回はスタイル中心の紹介なので、またお時間があるときにご紹介できたらと思います!
古着は一つ一つの服に歴史やカルチャーが練り込まれているのが面白い要素の一つですよね。
そこを調べて当時のファッションを知る、時代背景も勉強になり、スタイリングがまた楽しくなることは間違いありません。
慣れてくればカルチャーのミックスもとても面白いので、是非挑戦してみてはいかがでしょうか?
いかがでしたでしょうか?
毎度のように、私自身の勉強の為、事細かに一から書かせていただきました。
(もちろん自分なりにまとめてはおりますが…)
ヴィンテージラバーの皆様、カルチャーを存分に知っている皆様。
引き続き温かい目で見守って下さると幸いです。(笑)
逆に言うと、知らなかった世界を広げる、私のブログ。
このブログを読んで、少しでも紹介したものについて興味を持ってくれる人が増えるといいな!という想いも同時にございます。
まだまだ浅はかではございますが、どうぞ今後もよろしくお願いします!
それでは本日は以上です。
長くなりましたが、最後までご覧いただき誠にありがとうございました!