50's US.ARMY M-51 グリーンベレー "W/BALLISTIC LINER" フィールドジャケット MEDIUM-REGULAR [128606]
販売価格: 78,000円(税別)
(税込: 85,800円)
商品詳細
- 表記
- Regular,Medium
- 肩幅
- 52cm
- 身幅
- 62cm
- 着丈(首後ろ付け根から裾)
- 80cm
- 袖丈(肩から袖先)
- 63cm
- 裄丈(首中央から袖先)
- -cm
- コンディション
- 汚れやダメージがありますが、雰囲気が出ており、大変かっこいい一着です。
- コメント
-
こちら一見は古着市場でもよく目にするUS.ARMY M-51 FIELD Jacketと変わりはありませんが、ライナーにバリスティックを用いたテストサンプル(エクスペリメンタル)品となります。
タグも残存しており、【W/BALLISTIC LINER】の表記が確認できます。通常のライナーとは明らかに違う白のライナーの正体は高耐久度で知られる『バリステックナイロン』。アメリカの化学会社デュポン社によって60年代前後、軍事用に開発されたのが起源と言われる強度・防水性ともに高い性能を発揮するタフな生地で、ときに防弾ベストを覆う生地としても使用されます。
この史実をこのM-51JKに照らし合わせたとき、時は朝鮮戦争からベトナム戦争へ。アメリカ軍もその高耐久度を持つバリスティックの特性を活かしたサンプルの製作に動き出したのだと思います。その中で生まれたこちらのテストサンプル。
ライナーにバリステックを持ってくることは防弾というよりも防刃。接近戦などを想定した使用目的と思われます。
結果、一般歩兵までの支給がなされなかったこと、WORK ORDERであることから、特殊部隊(グリーンベレー)への部隊発注程度ではないかと推測しています。その後このようなものがベースとなり、後の防弾ベストやJKの基礎を築いていったのだと思います。
今一度、じっくり見てみると適当に外からサクッと張り付けたようなことは一切なく、JKを一から作る流れの中でバリスティックも工程に入れて作られたことがわかります。
ただ、このバリスティックがライナーとして採用を見送られたのは、戦場での動きにくさや、そして生産上の問題が理由にあったではないかと思います。
そのような経緯(推測含む)を経て、ここにそのサンプルをご用意できたのはfeeetとしても大変誇れる逸品です。
着用スタッフ168cm57kg※他のスタッフによる着用画像をご希望の方はお気軽にお問い合わせくださいませ。
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