50's U.S.AIR FORCE "ANTI-G Type MB2" フライトスーツ SMALL-REG [141503]

表記

SMALL-REG

肩幅

50cm

身幅

50cm

総丈（首後ろ付け根から裾）

149cm

袖丈（肩から袖先）

63cm

裄丈（首中央から袖先）

-cm

　　

ウエスト

　　

78-86cm(31-34inch)

　　

レングス

　　

81cm(32inch)

　　

裾幅

　　

76cm

渡り幅

19cm

コンディション

汚れ、小穴、擦れがあり、古着らしい雰囲気の一着です。

コメント

今や戦闘機パイロットには欠かせない装備品である「耐Gスーツ」。
戦闘機のパイロットはその飛行速度によって高いG(加速度)がかかり、ブラックアウト(脳に酸素が供給されなくなり貧血のように失神)してしまうのを防ぐ為、1940年代に開発されました。
⁡ その先駆けは、脚部を水の圧力で圧迫し、Gがかかっても血流が下肢に集中するのを防止し、脳への血流障害が発生しないようにする構造となっていました。
それを1944年9月、陸軍航空隊によって、空気膨張式の耐Gスーツが開発され、太平洋戦争終盤には実戦で使用されるようになりました。
⁡ 今回入荷の1点は、1950年代頃、朝鮮戦争期に使用されていた"ANT-G"フライトスーツ。
脚部には腰元から管が通っており、空気圧によって圧迫される構造となっています。
また、ウエスト部分はコルセットのように締め上げることが可能で、内側は紐での調整、外側はジッパーがその役割を果たしています。
⁡ 鹿の子のようなザラっとしたセージグリーンの生地は、ヤケからか光の当たり方によって赤い光沢のある、玉虫のような上品な一面も見受けられます。
かなりギミックの効いたテクニカルな一点。

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