POLO Ralph Lauren ITALY製 B-15/L-2 type Flight Jacket [72518]

表記

L

肩幅

50cm

身幅

61cm

着丈（首後ろ付け根から裾）

56cm

袖丈（肩から袖先）

62cm

裄丈（首中央から袖先）

-cm

コンディション

小さな薄汚れやわずかな毛の抜け程度はありますが、目立った汚れ、ダメージなどは無く、全体的に綺麗な良い状態かと思います。

コメント

WW2期にライト・インターミディエイトゾーンのフライトJKとして登場した B-15 シリーズの2ndタイプ　''B-15A"
このシリーズは基本、襟ボアの付く通常のラインとは別に　モディファイ　と呼ばれる改良版のモデルが存在します。 

こちらはその "B-15A Mod'' をデザインベースに エポレットやポケットフラップといったL-2のディテールもうまく取り込んでいます。 
パイロットが狭いコクピット内で動きやすいショート丈は忠実に再現している点もさすがRalphと感じるポイントです。 

実際、フライトJKをサンプリングした新品の多くは、着丈を伸ばしバランスをとっているものが主流です。正直、ファッションとしてはレイヤードが難しいというお声も多く、私たちも販売する上でもう少し長ければと思うことも多々ございます。 
しかし、洋服の背景をお伝えすること、''流行ではなくスタイルを創る''というラルフイズムの一端を感じることができる品です。 

こちらはパープルレーベルでもお馴染みのMade in Italy
アウトシェルの100%Woolはカシミヤを思わせる上品な肌触り、落ち着きのある色合いに品を感じます。 
襟裏、ポケットフラップ裏にはディアスキンと思われる非常に柔らかな裏地が張られており、チラッと見せるその小粋さもニクいところです。 

できる限りオリジナルのディテールを壊さないような配慮も感じますが、やはり今、着用される方のこともしっかりとおさえています。
ダブルジッパー、裏地ボディはCOTTON、袖はビスコースなど 

《B-15》 

第2次世界大戦時に急激な皮革資源の枯渇により、皮革製品以外の素材でのフライトジャケットの生産を開始し、初めて登場したのがB-10。
1944年11月4日、B-15の改良型として採用されているB-15A。
襟ボア付、アウターコットンツイル、インナーアルパカライニング素材で第二次世界大戦時に開発採用のフライトジャケットとしては最終採用のモデルとして有名な1枚です。このジャケットの採用期間もわずか10ヶ月。非常に短命で終わってます。

特徴は何といっても両胸につく三角タブ。
酸素マスクのホースを結合するためのものとして採用されました。両脇腹のループにはICSのコード（通信ケーブル）。
非常用酸素ボトルからのチューブを通すものです。 

B-15同様フロントジッパーがオフセットであるのは着用時にジッパーが首やアゴ、唇に干渉するのを防ぐため。
細かい点まで抜かりがありませんね！

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