90's Canadian Armed Forces Rain Parka [87510]
販売価格: 7,900円(税別)
(税込: 8,690円)
商品詳細
- 表記
- 6786
- 肩幅
- -cm
- 身幅
- 66cm
- 着丈(首後ろ付け根から裾)
- 82cm
- 袖丈(肩から袖先)
- -cm
- 裄丈(首中央から袖先)
- 87cm
- コンディション
- 全体的な汚れ、擦れ、止水テープの剥がれがあり、ビンテージらしい良い雰囲気が出ており、大変かっこいい一着です。
- コメント
-
カナダ軍は1968年より世界的にも珍しい一軍制が採用され
Canadian Armed Forces となります。 カナダ国王に任命されたカナダ総督を最高司令官として
[カナダ陸軍/Canadian Army]
[王立カナダ海軍/Royal Canadian Navy]
[王立カナダ空軍/Royal Canadian Air Force]
[カナダ統合作戦軍]
[カナダ特殊作戦軍]
を統合・指揮しています。
20世紀初頭のカナダにおける軍事指揮権はイギリス軍が掌握していました。
その後空軍と海軍が設立され、国軍としての形成をなしていきます。しかし、陸軍はその大半は民兵ということもありWW1後から1939年までの戦間期においては必要とされないため、常備軍を除いてはわずかなものでした。その後も英連邦国の一員であるカナダの形成の模範はイギリス軍によるところが大きかったのは言うまでもありません。
それはこのようなところでも見受けることができます。
[イギリス陸軍/British Army]
[王立イギリス海軍/Royal Navy]
[王立イギリス空軍/Royal Air Force]
カナダ同様、陸軍のみに王立(Royal)が付きません。あくまでBritish(英国の)が使用されます。
これは海軍・空軍が国王大権に基づく国王・女王すなわち国家元首に専属する単一の常備軍であるのに対して、あくまで陸軍は議会の決定に従って召集された軍であり、臨時に召集・編成された軍組織だという歴史に根差した名称になります。
さらにWW2においても英連邦国の一員として、様々な戦地に赴きますが、遅れた装備や戦力により深刻な深手を負うことも多々ありました。対日においても香港防衛戦で圧倒的な日本軍の戦略に多大な被害を被っています。
軍装においては、WW2参戦直後はWW1期の流用が大半でした。またはイギリスからの支給品やそれをベースに自国で生産した少量のものだけでした。
そういった背景もあり、特に40年代のCanadian Militaryは、US Militaryなど比べても圧倒的に種類、玉数ともに少ないのです。
今回ある一冊の本に出会いました。
その冒頭には''1939年から45年にかけて枢軸国を打倒するために、米英ソなどの連合国を支援したカナダの大奮闘を知る日本人はほとんどいないであろう。''とありました。
その通りでした。
小・中学校で習う歴史には連合国の米英ソ、枢軸国では日独伊くらいの記憶程度です。
しかし、そこには孤軍奮闘するカナダ軍の姿。
イギリスやアメリカの影響、サポートうけながらも必死で生き抜くための常に前を向いて進んできた足跡。
国際社会の一員として奮闘するカナディアン将兵たちを支えたものたち。
今回この入荷に際し、じっくりと読ませてもらいました。
そこにはWW2期、大西洋の玄関としてドイツUボート艦隊と戦い抜いたRoyal Canadian Navyの奮闘はもちろん、対独爆撃作戦やノルマンディー上陸作戦など学校では到底知り得なかったカナダ戦史が克明に書かれていました。
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